emaxis slim国内株式(TOPIX)の信託報酬や評価などのまとめ
2017年から投資をしている30代の経済的自由太郎です。
「TOPIXに連動した投資信託で低コストな商品はあるかな?」
「購入すべき?」
「信託報酬はどうだろう?」
そんなあなたのために今回はemaxis slim国内株式(TOPIX)の紹介をしていきたいと思います。
正式名称はeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。
1.ベンチマーク
東証株価指数(TOPIX)に連動した商品です。
2.ファンドの仕組み
emaxis slim 国内株式(TOPIX)がどのようにベンチマークに連動させるかを示した図です。
ファミリーファンド方式を使っています。
TOPIXマザーファンドを通じて新興国の株式に投資します。
詳細は下記をご確認ください。
https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/252634/252634_20190514.pdf
3.ファンド純資産額
80.71億円(2019年6月4日時点)
日本人ですから、馴染みのある国内株式クラスに投資する人間は多いです。
そこそこ人気な投資信託です。
普通は国内株式に投資するんでしょうね。
ちなみに打ち切りの一つの基準は10億円で、このラインを下回ると途中で打ち切りになる可能性があります。
30億円あれば安心、100億円あるといい投資信託であると言えるでしょう。
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
4.設定日
2017年2月27日
設定してから2年3ヶ月程度の投資信託です。
5.コスト
・売買手数料:無料
・信託報酬:0.1512%以内
・実質コスト(年換算):0.1735%
低コストです。
信託報酬は国内株式クラスの中でもトップクラスに安いです。
実質コストもそこまで高くなく、頑張っていますね。
コスト面では十分買うに値する投資信託だと思います。
6.基準価格チャート
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | eMAXISより。
設定来からの基準価格騰落率は+1.71%です。
2年と少しなので、どの国に投資したとしてもこの程度のリターンの時はあると思います。
日本株式市場はアメリカの影響を強く受ける傾向にあり、2018年12月のアメリカ発の暴落時も大きく影響を受けました。
もっというと2018年の2月の高値を更新できず、下落していますね。
こちらはベンチマークは異なりますが、日本市場の85%程度に投資できるベンチマーク「MSCI ジャパン」に連動したETF「EWJ」の長期チャートです。
1996年付近の設定ですが、その時の高値をいまだに更新できていません。
失われた20年とか30年とか言われているのもうなづけますね。
アベノミクスが発動してからは緩やかに回復しておりますが、全然です。
日本人だから日本のことを悪くいうのはいやですが、投資対象にはしたくないですね。
日銀の下支えがあってこの株価ですから終わっています。
7.分配利回り
今のところ、分配金はありません。
あっても自動で再投資されるシステムがあるので、資産を増やす意味では非常にいいです。
課税されないのは非常に強いです。
先進国株式でアメリカが65%というような偏りはなく、かなり分散されています。
8.業種トップ10
業種は分散されています。
ただ、今はIoTやAI推しの時代です。
先進国であるのにも関わらず、情報系がトップでないことに世界にだいぶ遅れを取ってしまったんだなと思えてしまいます。
なぜこんなことになってしまったのでしょうか?
9.組み入れ銘柄トップ10
もちろん全て知っています。
あなたはこの中に投資したいと思える企業はありますか?
組み入れ銘柄数は2,139なので、非常に分散されています。
10.まとめ
少子高齢化に苦しんでいる日本ですが、おそらく経済的自由太郎が死ぬときには50%くらいが高齢者となっていることでしょう。
経済的に成長してきた国というのは人口が増えているときに成長していました。
日本の高度経済成長期ももちろん人口ボーナスで説明がつきます。
しかし、人口がどんどん減る上に少子高齢化です。
日本が成長する可能性なんてほぼ皆無なのです。
実質賃金が下がり続けていると言われています。
これからもそうでしょう。
経済的自由太郎よりも若い年代や子供の世代は非常に厳しい世界になっていることでしょう。
そんなときに重要なのは投資です。
終身雇用も崩壊しつつある今、少しでも投資することで複利効果で資産を大きく増やすことができるのです。
ただ、投資対象を日本にすることは、長期投資においてはやめたほうがいいでしょう。
少子高齢化対策もろくにせず、自分たちが逃げきるため・選挙で投票してくれる高齢者に有利な政策ばかりしている国に投資すると痛い目を見るだけです。
emaxis slim国内株式(TOPIX)もコスト面では申し分なく、優良な商品だとは思いますが、いかんせんベンチマークが・・・なので、残念ながら評価としてはバツですね。
購入はやめたほうがいいでしょう。
どうしても日本を買いたい人は止めませんが、基本的には視野を世界に広げて投資をするのがいいでしょう。
日本も含めた全世界に投資したい方はemaxis slim全世界株式(オール・カントリー)です。
詳細はこちら。
www.financial-independence001.com
がんばっていきましょう。
経済的自由太郎が投資を始めた2017年には「emaxis Slim」シリーズのような低コストな商品はなかったので、現在は非常に恵まれている環境です。
始めるならなるべく早くがいいです。
米国ETFの購入、投資信託の購入に経済的自由太郎はSBI証券を使っています。
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