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セミリタイアとは?経済的に自立して自由な人生を歩もう!

経済的自由太郎(@KRHBm9tMvIlF6He)です。

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「今の仕事がシンドイ・面白くない」とか「田舎でのんびり過ごしたい」とか「人付き合いを見直したい」など、人生の自由を奪われていることに悩んでいませんか?

経済的自由太郎も、今行っている仕事がしんどく何度も辞めたいと思っていました。

しかし、今は「セミリタイア」という自由な人生を送る手段を目標にしているおかげで救われました。

この記事では、セミリタイアについて真剣に考えた経済的自由太郎が、セミリタイアの定義からどうやったら達成できるかまでを具体的にわかりやすく紹介していきます。

自由な人生を歩みたい!と考えている方は必見です。

 

セミリタイアとは?経済的に自立して自由な人生を歩もう!
 

 

セミリタイアとは?→必要最低限の仕事をしながら生活するスタイル

セミリタイアとは?→必要最低限の仕事をしながら生活するスタイル

日本語で、リタイア=引退・セミ=準→「準引退」すなわち「必要最低限の仕事をしながら生活する」スタイルのことです。

必要最低限の部分は、「好きなこと」でも「あまりやりたくないこと」でも構いません。

よく対比される言葉には、「完全リタイア」や「ミニリタイア」や「アーリーリタイア」があります。

「完全リタイア」はいわゆる老後生活のことで、年金と貯蓄で生活するスタイルのことです。

「ミニリタイア」は1年のうちに2ヶ月働かないなど期間が決まっているようなスタイルのことです。

セミリタイアも生活するのに必要最低限の仕事が週3でよかったら、働いている期間が少なくなっているので、ミニリタイアとセミリタイアは同じようなものと考えて良いでしょう。

アーリーリタイアは、完全リタイアを早くに(アーリー)行うことで、これまでの貯金や退職金や資産を切り崩して生活することです。

アーリーリタイアとセミリタイアとの違いは、必要最低限の仕事をするかしないかです。

全く仕事をしないで趣味の時間をずっと過ごすというのもすぐに飽きそうですし、何か突然の出費が発生すると取り返しがつきにくいので、セミリタイアの方が自分には合っていそうだなと思います。

ベストは自分の好きなことで収入を得るセミリタイアだと思っていますので、経済的自由太郎はそれを目指しています。

 

セミリタイアしたい理由

セミリタイアしたい理由は人それぞれですが、「自由な時間」「人付き合い」「仕事が辛い」あたりがキーワードです。

twitterでセミリタイアを目指している方たちのツイートを引用させていただきます。

みなさんなりの理由がありますね。

ちなみに経済的自由太郎は、「仕事を辞めたい」から目指すことにしましたが、今は好きなことで収入を得ながら生活したいからという前向きな理由になりました。

 

セミリタイアが多い年代→40〜50代

セミリタイアが多い年代→40〜50代

セミリタイアの事例として多いのは40〜50歳代です。

これは、現在企業が推進している早期希望退職制度で退職金が割り増しでもらえることが起因しています。

しかし、twitter上では20代・30代でのセミリタイアというのも結構増えてきており、それまでの収入・支出・運用利回りによっては20代・30代でのセミリタイアも十分狙えます。

いわゆるF.I.R.Eムーブメントと言われるものです。

経済的自由太郎の場合は、40代中盤くらいを目標にしています。

就職してから20年、年金生活まで20年と従来の半分くらいの期間の会社員生活ですね。

 

セミリタイアに成功しやすいパターンと注意点

 セミリタイアに成功しやすいパターンと注意点

ここではブログやSNSをもとに、セミリタイアに成功した方や失敗した方の例から、成功しやすいパターンと注意点を紹介していきます。

セミリタイアに成功しやすいパターン

まずはセミリタイアに成功しやすいパターンです。

セミリタイアに成功しやすいパターン
  • 計画を入念に練る
  • 収入が複数ある
  • 相違退職金制度を利用できる
  • 節約が趣味
  • セミリタイア後に明確にやりたいことがある

何はともあれ、資金繰りが非常に重要で、いい条件だけでシミュレーションするだけではなく、悪い場合も想定して計画を立てた方が良いです。

収入については、複数の収入源を確保しておいたり、減る可能性がないものを入れておくと成功しやすいです。

ブログやyoutubeなどだけだとアップデートなどで収入が激減する場合がありますので、注意が必要です。

もう一つ重要なのは、セミリタイア後にやりたいことがあるかです。

仕事が嫌でというのも最初のモチベーションとしてはいいと思いますが、セミリタイアするまでの間に「仕事が嫌なら、何をしている時が心地よいのか」をきちんと定めておいた方がセミリタイアに成功しやすいと言えます。

セミリタイアで注意すべき点

次にセミリタイアで注意すべき点について紹介します。

セミリタイアで注意すべき点
  • 想定した収入が減る
  • 再就職が難しい
  • 社会的信用がなくなる
  • やりたいことがない/飽きる
  • 人付き合いがなくなり、孤独感に苛まれる

ブログやyoutubeなどは検索アルゴリズムのアップデートで収入が減る場合があります。

余裕がある収入なら問題ありませんが、注意が必要です。

社会的な信用がなくなる点は要注意で、クレジットカードの発行や不動産物件を買うのが難しくなる場合があります。

セミリタイア前が正社員や公務員の場合は、辞める前に必要なものは発行したり、買ったりしておきましょう。

やりたいことがない人は時間がある状況に耐えられなくなってしまう可能性があります。

また、やりたいことに飽きてしまう場合もありますので、注意が必要ですね。

さらに人付き合いがなくなるってことは想像以上にストレスになるようです。

総じて、ネガティブな感情でセミリタイアすると失敗する可能性があるので、ポジティブな理由を探した方が良さそうです。

 

セミリタイアに必要な条件

セミリタイアに必要な条件

必要な条件自体は非常にシンプルで、収入≧生活費となれば、OKです。

これはアーリーリタイアでも同じで、収入の選択肢に仕事があるかないかということです。

では、どれくらいの収入が必要かを見ていく前に、平均の生活費を家族構成別に見ていきましょう。

世間一般の平均生活費

ここで見ていくのは「独身」「2人家族」「3人家族」「4人家族」「5人家族」です。

家計調査年報(2020)を参考にした、勤労世帯(世帯主が60歳未満)のデータです。

世帯人数 マイホームあり マイホームなし 住宅ローン 家賃
単身 147,466円 191,874円 7,556円 51,964円
2人 288,815円 318,382円 34,696円 64,273円
3人 327,241円 348,352円 43,162円 64,273円
4人 361,157円 375,553円 49,877円 64,273円
5人 379,278円 395,606円 47,945円 64,273円

住宅ローンや家賃については、都市部か地方かで大きく異なります。

もっと正確に知りたい方は、住宅ローンや家賃を自分に当てはめて計算してみると良いでしょう。

(「マイホームあり ー 住宅ローン」 or 「マイホームなし ー 家賃」の後に自分の住宅ローンや家賃を加えればOKです)

家族構成別のセミリタイア必要額

先程の平均生活費を元にセミリタイアに必要な額を計算していきます。

一番有名なのは4%ルールと呼ばれる方法です。

資産運用している状態で、資産額の年4%分を取り崩すだけであれば、資産を減らさずに生活できるというものが4%ルールです。

要するに月の出費の300倍資産があれば、減らさずに生活できます。

セミリタイアの場合は、もう少し緩く、「(月の出費ーアルバイトなどの給料)×300」となります。

単身世帯はマイホームなし、2人以上世帯はマイホームありの場合に必要な資産額を見ていきましょう。

世帯人数 月5万の収入 月10万の収入 月15万の収入 月20万の収入
単身 4,257万円 2,757万円 1,257万円 資産なしでOK
2人 7,165万円 5,665万円 4,165万円 2,665万円
3人 8,318万円 6,818万円 5,318万円 3,818万円
4人 9,335万円 7,835万円 6,335万円 4,835万円
5人 9,879万円 8,379万円 6,879万円 5,379万円

単身世帯の場合は、そこそこ達成できる可能性が高そうですが、2人以上世帯になると必要額がかなり増額しますね。

ただし、これは平均生活費から算出したものなので、支出をもっと減らせる人であれば、必要な資産額も減ってきます。

セミリタイアに必要な資金のイメージはつきましたでしょうか?

4%ルール以外にも米国ETFの分配金で暮らす方法があります。

その場合の必要金額については、こちらの記事をご覧ください。

 

セミリタイア資金の貯め方

セミリタイア資金の貯め方

ここでは株式投資(投資信託含む)を利用したセミリタイア資金の貯め方について紹介します。

株式投資を行うには証券会社の口座開設が必要です。

もし口座開設をしていない方がいらっしゃいましたら、経済的自由太郎のオススメは楽天証券になります。

楽天証券の魅力についてはこちらの記事をご覧ください。

【口座開設無料】楽天証券の魅力を紹介【ポイントザクザク】

 

セミリタイア資金の貯め方
  1. 目標金額を設定する
  2. 目標金額までの年数を設定する
  3. 投資利回りを設定する
  4. 積立金額を設定する
  5. 淡々と積み立てる
  6. 定期的に目標を見直す

それぞれ詳しく見ていきます。

1. 目標金額を設定する

セミリタイア後の生活を想像して、想定出費と想定収入を設定します。

特に出費に関しては、子どもの有無や年齢によって、大きく異なるので、よく考えましょう。

セミリタイア後の収入も少なめに想定しておきましょう。

あとは上で紹介した通り、「(想定出費 ー 想定収入) × 300」で必要資金を計算します。

2. 目標金額までの年数を設定する

目標金額を設定したら、設定金額までの年数を決めます。

これは自分の現状持っている資産額と下で説明する「投資想定利回り」「積立金額」を総合して決定します。

感覚的には20年以上の余裕があった方が再現性が高いと考えています。

3. 投資利回りを設定する

資産を増やす時の投資利回りを設定します。

まずは5〜7%くらいに設定しておくのがいいでしょう。

これでも一般的にはリスクが高めであると言われています。

ちなみに全世界の株式市場に投資する投資信託で5%、アメリカの株式市場に投資する投資信託で7%です。

目標までの年数が少なかったり、積立金額が少ない場合には、レバレッジという値動きを2〜3倍にする投資を行うのも手ではあります。

しかし、リスクが非常に高いので、達成できない可能性が出てきてしまいます。

全世界株式の投資信託とアメリカ株式の投資信託についてはこちらの記事をご覧ください。

4. 積立金額を設定する

現状の収入や支出から頑張れる範囲で積立金額を設定しましょう。

2〜4をいろいろ変更して、現実的に出来そうなラインを見つけ出しましょう。

5. 淡々と積み立てる

決まったら、目標に向けて淡々と積み立てるだけです。

積立金額分を「先取り」し、収入から積立金額を引いた金額で暮らせるように節約しましょう。

この時に節約が非常に重要です。

簡単に節約できるのは現金支払いをクレジットカード払いに変えることです。

ポイントをゲットし、そのポイントで生活必需品を購入するのです。

ポイントがよくたまり、使い道が多いクレジットカードとして、有名なのは「楽天カード」です。

楽天カードの魅力についてはこちらの記事をご覧ください。

【クレカでリッチに!】楽天カードの魅力を紹介【ポイントがザクザク貯まる】

6. 定期的に目標を見直す

特に投資を始めて間もない人は値動きがどれくらいあるかわからないと思います。

株価が下がった時に思ったよりストレスになる方や、全然大丈夫な方もいますし、人によってリスク許容度は違います。

始めてすぐに暴落があったりして、想定通りにいかないことがよくあります。

その場合は、きちんと1〜5を見直して、新たな目標を設定しましょう。

状況によって、目標を変えることは悪いことではありません。

経済的自由太郎の場合は1年ごとにポートフォリオを検討した上でリバランスを行うようにしています。

 

セミリタイアとは?まとめ

セミリタイアとは?のまとめ

セミリタイアとは「必要最低限の仕事をしながら、生活するスタイル」のことで、最近流行っているライフスタイルでもあります。

昔と違って、ワークライフバランスが囁かれる現代における理想の状態に近いと言えるでしょう。

仕事で悩んでいる方や自由に生活したい方にぴったりのライフスタイルだと思います。

ただし、ここで重要なのはセミリタイアはあくまでも人生を豊かにするための「手段」にすぎないということです。

セミリタイアするための始めのモチベーションは、ネガティブなものでも構わないと思います。

しかし、セミリタイアを目指す中で、自分がどういう形なら幸せなのか?などを自問自答することをオススメします。

そうしないと、セミリタイアに失敗して、結局セミリタイア前より悪い状態に陥ってしまう可能性も十分にあり得ることも考えておきましょう。