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生活防衛資金はいくらが目安か?|預け先のおすすめも紹介

2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。

生活防衛資金についてご存知ですか?

生活防衛資金をご存知なあなたはいくらに設定していますか?

また、生活防衛資金の預け先はどうしていますか?

今回は投資を行う上で重要となる生活防衛資金についてお話ししたいと思います。

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1.生活防衛資金とは?

まずは生活防衛資金について簡単に説明します。

生活防衛資金の定義

・不測の事態が起きた時に全く収入がなくなったとしても生活できるように備えておく保険金

ここでの不測の事態とは下記のような状態を想定しています。

不測の事態

・突然の事故や病で入院して仕事に行けなくなってしまう(自分・配偶者・子供)

・そううつ病などの精神的な病で仕事に行けなくなってしまう

・親の介護で仕事に行けなくなってしまう

・会社の倒産

・急なリストラ

・自ら会社をやめて独立する時

思いつくところを書いてみました。

もちろんこれ以外にも収入がなくなる状況は不測の事態と言えるでしょう。

では、生活防衛資金を持っておくことによりどういったメリットがあるでしょうか?

生活防衛資金をもつメリット

・金融商品の暴落時に狼狽売りせずに済む

・支出を抑えられる

(・安心して本業に打ち込め、自分の意見を言いやすくなる)

金融商品の暴落というのは長期投資をしていれば、経験してしまうものです。

こういった時に狼狽売りせずに、市場から退場しないことが資産を増やす上で必要不可欠です。

「支出を抑えられる」については、意外と思われるかもしません。

経済的自由太郎の考えでは最大の保険というのはキャッシュ(現金)だと思っています。

例えば、500万くらいを現金で持っている人は、医療保険に入る必要がありません。

なぜなら、その500万円を取り崩せば、入院費や手術費を賄える可能性が高いからです。

よって、医療保険の支出がなくなるので、支出を抑えられます。

つまり現金を持っている人は、日本人の三大出費と言われている保険商品への支出を抑えることが可能なのです。

支出を抑えられるので、資産増加スピードを早められます。

こういったところが、経済的自由太郎が感じるメリットです。

 

2.生活防衛資金の世帯ごとの必要額

では生活防衛資金はいくらくらいを目安にしたらいいでしょうか?

正直に言うと月の支出・世帯人数・共働きか否か・リスク許容度によって、必要額が異なるのが事実です。

経済的自由太郎の考えを表にまとめてみました。

リスク許容度別生活防衛資金

リスク許容度別生活防衛資金

共働きの場合は、収入が全くの0になる可能性は極めて低いので、少ない方の収入は入ってくる想定で計算していいと思います。

この表に基づいてモデルケースを考えます。

4人世帯の例

・共働き

・月平均支出:41万円(住宅費こみ)

・片方の収入は8万、もう片方は33万(手取り)

・リスク選好派

→(41ー8)×6=198万円となります。

この計算はあくまでも国が調査した支出の平均値を利用していますから、月平均支出を把握した上で実際の計算を行ってください。

必要額のイメージはつきましたでしょうか?

独身の場合もみておきましょう。

独身の例

・月平均支出:19万円(住宅費こみ)

・リスク容認派

→19×9=171万円となります。

リスク許容度については、あなたの年齢や既婚かどうか子供がいるかどうかなどで決まってきます。

リスク許容度のテストはネットでできます。

参考にしてみてください。

関連記事|あなたのリスク許容度診断テスト | 速攻10問!あなたのリスク許容度丸わかり! | 一般社団法人 全国銀行協会

関連記事|無料診断(最短1分・全6問) : WealthNavi(ウェルスナビ)

 

3.生活防衛資金の預け先

預け先についてですが、定義上すぐに引き出せる状態をオススメします。

具体的には、普通預金もしくは1週間・2週間定期預金です。

これらの商品は流動性が高く、資金拘束性も低いので、必要となった場合に比較的すぐに引き出せるでしょう。

普通預金の場合はイオン銀行+イオンカードセレクトの組合せがオススメです。

大手銀行の普通預金金利が「0.001%」に対し、イオン銀行の場合は、イオンカードセレクト+インターネットバンキングの登録で「0.03%」と30倍に跳ね上がります。

イオン銀行のmyステージという制度ですが、利用状況により最大「0.15%」まで跳ね上がります。

はっきり言って大手銀行の定期預金金利より高く、資金拘束性もないので、素晴らしいと思います。

その他のオススメは貯金口座のおすすめは?|メガバンクはやめとけ!をどうぞ。

注意点は、普段使う口座とは違う口座にしておいた方がいいでしょう。

投資で含み損を仮に持っても、生活防衛資金があるから大丈夫と念じながら、積立しましょう。

 

4.生活防衛資金の貯め方

定義上、生活防衛資金を投資で増やすことはできないので、地道に貯めていくしかありません。

具体的には「収入を増やす」か「支出を減らす」です。

比較的簡単なのは「支出を減らす」方だと思います。

大きな「固定費」を見つけて、削減できるかを検討します。

「固定費」にメスを入れれば、効果がずっと続くので、一番コスパがいいと思いますね。

「収入を増やす」は副業をしたり、共働きでなければパートに出てもらうようにお願いしたりですね。

このご時世だと会社員の給料は非常に上がりにくいので、収入の複線化が必要だと思います。

より具体的な方法を知りたい方は貯金のコツ|先取り貯金が基本!をどうぞ。

投資を始めたい方は最初に生活防衛資金を貯めるのがいいとは思いますが、貯めるのに時間がかかりすぎそうなら、投資と生活防衛資金貯めを同時に行うのも手だと思います。

特に資産運用額が小さい投資初心者は1万円をウェルスナビに投資、4万円を生活防衛資金にし、資産の増減に慣れながら生活防衛資金を貯めるのがオススメです。

関連記事|ウェルスナビによる投資の評判・口コミ

関連記事|ウェルスナビのデメリットである手数料は本当に高いのか?

 

5.まとめ

生活防衛資金について整理しました。

この記事をみて、イメージがついたら幸いです。

読んでくださってありがとうございました。

 

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