つみたてNISA対応銘柄でおすすめは?|初心者から上級者にも
2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。
つみたてNISAのおすすめ銘柄について知りたいと思って、このページにたどり着いたと思います。
このページでは、つみたてNISAの簡単な説明とおすすめ銘柄を過去のリターンとともに紹介していきます。
つみたてNISA枠の購入銘柄の決定に役立ててもらえればと思います。
1.つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは簡単にいうと、少額からの長期・積立・分散投資を支援する、金融庁が全面的にバックアップしている非課税制度です。
通常株や投資信託は、買った値段より売る値段の方が高い場合、差額の20.315%の税金を取られます。
しかし、つみたてNISA枠で購入した投資信託は、税金がとられなくなります。
つみたてNISAで購入できる金額は年40万円と比較的少額ですが、非課税期間が20年間と非常に長いのが利点です。
そして、初心者でも安心して取り組めるように金融庁が直々に選定した投資信託orETFのみ購入できます。
参考記事|つみたてNISAの概要 : 金融庁
しかし、選定されたものが2019.10.1時点で173個も商品があり、初心者でも安心して取り組めると言っても、どれを選定すればいいか迷ってしまうでしょう。
そこで、経済的自由太郎おすすめの銘柄をチョイスしましたので、紹介していきます。
2.つみたてNISAでのおすすめ銘柄
ここからつみたてNISAでのおすすめ銘柄を紹介していきます。
まず根本的にインデックス投資信託がよく、その中でも特に3つの投資対象をおすすめします。
その3つが、「米国株式」、「先進国株式」、「全世界株式」です。
さらにそれぞれの中のおすすめをピックアップしていきます。
2-1.投資対象:米国株式
・ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
→米国市場全体への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:8.8%
20年:データなし
・信託報酬:0.162%程度
・純資産高:651億円
※詳細を知りたい方は下の記事をどうぞ。
関連記事|米国市場に丸ごと投資できる投資信託!楽天VTIのチャートや実質コストのまとめ。
・ベンチマーク:S&P500指数(円換算ベース)
→米国大企業500社への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:8.8%
20年:6.4%
・信託報酬:0.0938%程度
・純資産高:39億円
・ベンチマーク:S&P500指数(円換算ベース)
→米国大企業500社への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:8.8%
20年:6.4%
・信託報酬:0.0968%以内
・純資産高:350億円
※詳細を知りたい方は下の記事をどうぞ。
関連記事|sp500指数に連動した投資信託!三菱ufj国際-emaxis slim米国株式(s&p500)のコストなどまとめ。
楽天VTIは他の2つに比べて、信託報酬が少し高めです。
それでもおすすめする理由は過去のリターンにあります。
同様のベンチマークで海外ETFである「VTI」と「IVV」を2002~2019年の年率平均リターンで比較すると下記になります(切り取る時期により逆転する事があります)。
・VTI:年率平均8.20%
・IVV:年率平均7.75%
※「VTI」や「IVV」の詳細を知りたい方は下の記事をどうぞ。
参考記事|米国市場全体連動ETF|VTIの株価チャートや配当の解説
参考記事|S&P500に連動したETF「IVV」の紹介|株価やチャートなど
年率0.45%差なので、信託報酬差をはね返せるレベルです。
よって、楽天VTIもおすすめに入れています。
選ぶときは小型株効果を入れたい人は楽天VTI、大型株のみに投資したい人はSBI・バンガード・S&P500またはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がいいです。
経済的自由太郎は基本的に楽天VTI推しです。
2-2.投資対象:先進国株式
・ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
→日本を除く先進国22か国への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:7.9%
20年:5.9%
・信託報酬:0.10989%以内
・純資産高:423億円
・ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
→日本を除く先進国22か国への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:7.9%
20年:5.9%
・信託報酬:0.10989%以内
・純資産高:1,424億円
・ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
→日本を除く先進国22か国への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:7.9%
20年:5.9%
・信託報酬:0.10989%以内
・純資産高:657億円
※詳細を知りたい方は下の記事をどうぞ。
関連記事|emaxis slim先進国株式インデックスの評価|実質コストなどの紹介
この3つに関しては、ベンチマークと信託報酬が同じです。
ただし、実際には売買委託手数料など、その他の「隠れたコスト」があります。
実際にかかるコストを実質コストと呼びます。
この実質コストを比較すると下記になります(税抜です)。
たわら(0.116%)<ニッセイ(0.148%)<eMAXIS(0.164%)
実質コスト比較は下の記事を参考にさせて頂きました。
参考記事|【2019年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?|投資信託おすすめ比較[2019]|ザイ・オンライン
よって、経済的自由太郎の現時点でのおすすめは「One-たわらノーロード 先進国株式」です。
ただし、今後もコスト競争は進むと思いますので、注視していく必要があります。
2-3.投資対象:全世界株式
・ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
(円換算ベース)
→全世界の株式市場への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:7.6%
20年:5.7%
・信託報酬:0.1102%程度
・純資産高:42億円
・ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
→全世界の株式市場への投資
・ベンチマークの年率平均リターン
15年:7.5%
20年:5.5%
・信託報酬:0.1144%以内
・純資産高:91億円
※詳細を知りたい方は下記のリンクをどうぞ。
関連記事|全世界に投資できる投資信託!三菱ufj国際-emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)のコストや評価などまとめ。
コストは少しでも安くがいいので、現時点では「SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))」をおすすめします。
こちらもコストを下げてくる可能性がありますので、注視しましょう。
3.つみたてNISAでのおすすめ銘柄のまとめ
この8本の中から選びましょう。
・投資対象:米国株式
a.楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
b.SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
c.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・投資対象:先進国株式
a.One-たわらノーロード 先進国株式
b.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
c.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・投資対象:全世界株式
a.SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
b.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
特に経済的自由太郎の現時点でのおすすめは下記3本です。
1位:楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
2位:SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
3位:One-たわらノーロード 先進国株式
このおすすめは信託報酬が変更になると変わりますので、信託報酬や実質コストを注視しながら積み立てていきましょう。
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