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emaxis slim新興国株式インデックスの評価|実質コストなど

2017年から投資をしている30代の経済的自由太郎です。

 

「新興国投資できる投資信託で低コストな商品はあるかな?」

「購入すべき?」

「実質コストはどうだろう?」

そんなあなたのために今回はemaxis slim新興国株式インデックスの紹介をしていきたいと思います。

 

 

正式名称はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。

1.emaxis slim新興国株式インデックスのベンチマーク・ファンドの仕組み

・ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)

・ファンドの仕組み:ファミリーファンド方式

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ベンチマークに連動させるための投資方式

上の図はemaxis slim新興国株式インデックスがどのようにベンチマークに連動させるかを示したものです。

ファミリーファンド方式を使っています。

関連記事|ファンドオブファンズ方式とファミリーファンド方式のメリット・デメリット

新興国株式インデックスマザーファンドを通じて新興国の株式に投資します。

詳細は下記をご確認ください。

https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/252878/252878_20190125.pdf

2.emaxis slim新興国株式インデックスのファンド純資産額・設定日

・ファンド純資産額:227.19億円(2019年11月28日時点)

新興国は成長率が高いこともあり、一定数の人間が投資します。

ですからかなり人気な商品です。

打ち切りとは無縁の商品となりそうです。

ちなみに打ち切りの一つの基準は10億円で、このラインを下回ると途中で打ち切りになる可能性があります。

30億円あれば安心、100億円あるといい投資信託であると言えるでしょう。

※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている

・設定日:2017年7月31日

設定してから2年程度の投資信託です。 

3.emaxis slim新興国株式インデックスのコスト・分配利回り

・売買手数料:無料

・信託報酬:0.189%以内(税抜)

・実質コスト(年換算):0.335%

・分配利回り:今のところ分配金なし

コストはやや高めです。

昔に比べたら、安いんですけどね。

最近の低コスト化した商品に比べると見劣りします。

ただし、新興国に投資できる商品にしては安いのでしょうが・・・

一つ問題なのは、隠れコストが0.15%程度と信託報酬と同程度な事。

これは頑張ってもらわないと困りますね。 

分配金に関しては、現状はありません。

あっても自動で再投資されるシステムがあるので、資産を増やす意味では非常にいいです。

課税されないのは投資信託のメリットといえるでしょう。

関連記事|ETFと投資信託の違い|どちらがいいかを解説

 

4.emaxis slim新興国株式インデックスの基準価格チャート

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基準価格チャート

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | eMAXISより。

設定来からはさえず、基準価格としては-5.95%です。

ほとんど増えていないどころか減っているというのは厳しいですね。

まぁ長期的には増えてくれるのかなぁ・・・

ちなみに経済的自由太郎は米国ETFである「VWO」に投資しています(ポートフォリオの3%分くらいです)が、含み損状態です・・・

新興国株式は難しいですね。

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同じインデックスに連動する米国ETF「EEM」のチャート

こちらは2003年くらいからの同じベンチマークを使っているEEMという米国ETFのチャートです。

リーマンショックで大きく下げており、リーマンショック後の強気相場でもボックス相場となって、全く上がっておりません。

新興国株式に投資している人たち(自分含め)には目を塞ぎたくなる結果ですね。

シーゲル教授の赤本を読んでから、新興国への投資を始めたのですが、裏目に出ましたね。

ただ単に本の真似をするのではなく、自分で考えたり調査したりして決めるのが重要ですね。

ただし、超長期的に見れば、新興国は成長するので、株価は微弱ながらも増えていくことが想定されるので、売るという動作は行っていません。

 

5.emaxis slim新興国株式インデックスの国別構成比率トップ10

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国別構成比率トップ10

先進国株式でアメリカが65%というような偏りはなく、かなり分散されています。

 

6.emaxis slim新興国株式インデックスのセクター比率トップ10

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セクター構成比率

セクターも幅広く分散されています。

どこかのセクターが下落したとしても分散されているので、少し軽減されリスクが少なくなる可能性があります。

強いてあげるなら銀行がトップなので、金融危機に少し弱そうな気がする程度でしょうか。

 

7.emaxis slim新興国株式インデックスの組み入れ銘柄トップ10

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組み入れ銘柄トップ10

今のところただの会社員である経済的自由太郎は企業に関して無知なので、1〜4位までしか知りません・・・

組み入れ銘柄数は1,135なので、非常に分散されています。

 

8.emaxis slim新興国株式インデックスの評価 

評価:★★★☆☆

そもそも資本主義社会において、現在までは新興国の企業は労働者側に位置するものだったと思います。

今後はどうなるかわからない部分もありますが、少なくとも米中貿易戦争の様子を見ていると中国が米国に勝てる可能性は低いです。

中国が勝てないようだとインドも無理でしょうし、その他の新興国が勝つこともほぼ不可能に近いです。

つまり新興国株式をメインにするというのは経済的自由太郎の考えではありえないことです。

世界分散投資の中でサブ的に用いるのがいいと思います。

「emaxis slim新興国株式インデックス」は、新興国比率を自分で決めたい場合に使うのがよろしいと思います。 

時価総額に合わせてなら、emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)や米国ETF「VT」でいいでしょう。

関連記事|全世界に投資できる投資信託!三菱ufj国際-emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)のコストや評価などまとめ。

関連記事| 全世界に投資できる米国ETF|VTの株価チャートなどの解説

 

 

がんばっていきましょう。

 

経済的自由太郎が投資を始めた2017年には「emaxis Slim」シリーズのような低コストな商品はなかったので、現在は非常に恵まれている環境です。

始めるならなるべく早くがいいです。

米国ETFの購入、投資信託の購入に経済的自由太郎はSBI証券を使っています。

気になる方は↓をクリック 。

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