節約×米国株投資=セミリタイア

節約と米国株への投資でセミリタイアを目指すブログ

米国ETFの「VOO」とemaxis Slim米国株式(S&P500)ではどちらが良いか? 検討してみました。

最新版はこちらになります。

【最新】eMAXIS Slim米国株式と本家VOOのどっちがいいかを積立結果比較

 

以下は古い情報になります。

 

2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。

 

S&P500指数に連動した投資をする方法には、ETFの購入と投資信託の購入があります。

①米国ETFを購入する(VOO、IVV、SPY、1557)

②投資信託を購入する(emaxis Slim米国株式、iFree S&P500、SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド)

「どちらの方がトクするのか?」

「どちらを買うべきなのか?」

悩んでいるあなたに今回は「VOO」と「emaxis Slim米国株式」のコスト面での比較を行いました。

ちなみにVOO、IVV、SPYに対する比較はこちらを参照ください。

関連記事|S&P500指数に連動したETF【SPY、IVV、VOO】の比較!

「VOO」と「1557」の比較はこちらを参照ください。

関連記事|米国ETFの「VOO」と東証で購入できる「1557」ではどちらが良いか? 検討してみました。

個別ETFの紹介はこちらを参照してください。

関連記事|sp500連動米国ETF|VOOの株価チャートや配当の解説

関連記事|S&P500に連動したETF「IVV」の紹介|株価やチャートなど

関連記事|S&P500連動ETF「SPY」の紹介|株価・配当・積立結果など

関連記事|ドル転なしで購入できるsp500連動ETF。「1557」の株価チャートや配当(分配金)の紹介。

関連記事| sp500指数に連動した投資信託!三菱ufj国際-emaxis slim米国株式(s&p500)のコストなどまとめ。

 

 

1.「VOO」と「eMAXIS Slim米国株式」のどちらか?の結論

隠れコスト次第なところはあるが、隠れコスト0.16%程度でトントンなので、

ドル転の手間を考えるとemaxis Slim米国株式の実質コストが0.32%程度までならemaxis Slim米国株式。

今後の隠れコストには注意したいところ。

経済的自由太郎としてはemaxis Slim米国株式にすべきと考えます(初心者は特に)。

ドルを持っておきたい人や分配金が欲しい人はこの限りではないので、ご自由に。

2.「VOO」と「eMAXIS Slim米国株式」のどちらか?の計算結果

2-1.比較のための前提条件

◆米国ETF「VOO」

 ・月10万円をドル転し、購入する。

 ・ドル買い側のドル転は住信SBIネット銀行での外貨積立を想定して、

  1ドルあたり0.02円→18円かかるものとする。

 ・購入は最初の5年がNISA口座で買い付けるため、買付手数料0。それ以降は、5.4ドル=594円かかるものとする。

 ・経費率は0.03%で計算。

 ・トータルリターンを年率6.8%とし、キャピタルゲイン分は年率4.9%、分配金再投資分を1.9%とする。

 ・NISA口座の時は分配金1.9%に対し10%課税、一般口座時には分配金1.9%に対し25%の課税がかかる。

  →NISA買付時は年率6.58%、一般口座時には年率6.295%のリターンとして計算。

◆「emaxis Slim米国株式(S&P500)」

 ・月10万円をそのまま購入に当てられる。

  →ノーロードで購入可能。

 ・経費率は0.242%で計算。

  →信託報酬=0.162%(6月から)と隠れコスト0.08%を想定。

   emaxis Slim先進国株式が0.7957%の隠れコストを持っていたようなので、同等として計算しました。

隠れコストについてはこちらのサイトを参照しました。

ありがとうございました。
crypto-theta.com

 ・トータルリターンを年率6.8%とし、キャピタルゲイン分は年率4.9%、分配金再投資分を1.9%とする。

 ・分配金1.9%に対し10%課税。

 ・NISA買付の5年間はキャピタルゲインに対する課税がかからないとして計算。

  →年率6.368%のリターンとして計算。

◆共通

 ・どちらも最後に課税されて現金化を想定する。

 ・積立期間を20年間とする。

 ・1ドル=110円とする。 

2-2.結果

 

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「VOO」積立と「emaxis Slim米国株式」積立の資産増加

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「VOO」積立と「emaxis Slim米国株式」積立の差

最終的には、「VOO」が¥42,580,159、「emaxis Slim米国株式」が¥43,019,217となり、税金支払い後は約44万円分「emaxis Slim米国株式」の資産額が多いです。

NISA終了してから数ヶ月は「VOO」の方が「emaxis Slim米国株式」よりも資産額が大きいですが、微々たるものです。

配当への課金・購入手数料が大きく効いてくるということです。

経費率と信託報酬差だけでVOOにするのは考えものですね。

「emaxis Slim米国株式」にすれば年36,666円、月3,055円+ドル転時間を得します。 

3.「VOO」と「eMAXIS Slim米国株式」のどちらか?のまとめ

・「emaxis Slim米国株式」の方が「VOO」よりコスト面で良い。

→さらにつみたてNISA対象なので、「emaxis Slim米国株式」の方が圧勝すると思います。

ただし、下記の場合はこの限りではありませんので、そちらを重視する場合は別途検討ください。

・ドルを保有していたい。

・米国ETFが好き。

 

がんばっていきましょう。

 

 

 

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