全世界に投資できる投資信託!三菱ufj国際-emaxis slim全世界株式(オール・カントリー)のコストや評価などまとめ。
2017年から投資をしている30代の経済的自由太郎です。
「全世界に投資できる低コストな投資信託はないかな?」
「emaxis slimシリーズはどうだろう?」
「購入すべき?」
そんなあなたのために今回はemaxis slim全世界株式(オール・カントリー)の紹介をしていきたいと思います。
- 1.ベンチマーク
- 2.ファンドの仕組み
- 3.ファンド純資産額
- 4.設定日
- 5.コスト
- 6.基準価格チャート
- 7.分配利回り
- 8.構成比率トップ10ヶ国
- 9.セクター比率
- 10.組み入れ銘柄トップ10
- 11.まとめ
正式名称はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
1.ベンチマーク
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)に連動した商品です。
これ1本で全世界に分散投資できるという楽チンな投資信託です。
2.ファンドの仕組み
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がベンチマークに連動させるかを示した図です。
ファミリーファンド方式を使っています。
先進国株式と新興国株式と日本株式を分けて購入しています。
楽天VTの場合はVTをそのまま買付ですから、少し違う方式ですね。
イメージはVTI+VEA+VWOに近いです。
ここが日本なので、日本株式と先進国株式が分けられているのでしょう。
詳細は下記をご確認ください。
https://emaxis.jp/pdf/web/viewer.html?file=/pdf/koumokuromi/253425/253425_20181031.pdf#page=2
ちなみにemaxis slim全世界株式には「除く日本」というのもあります。
3.ファンド純資産額
36.16億円(2019年5月31日時点)
下記にある通り、設定日が若いにも関わらずそこそこ大きいです。
打ち切りになることはなさそうな投資信託です。
設定からの時間が経っていないので、これからの伸びを期待したいところです。
一つの基準は10億円で、このラインを下回ると途中で打ち切りになる可能性があります。
30億円あれば安心、100億円あるといい投資信託であると言えるでしょう。
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
4.設定日
2018年10月31日
設定してから7ヶ月の投資信託です。
経済的自由太郎が米国ETFを投資し始めてから始まった商品です。
つみたてNISAに向けて作られた商品だと思います。
昔に比べたら購入しやすくなっているのにも関わらず、日本人に対する投資への理解は得られないままですね。
給料が増えづらく、終身雇用も崩壊している今、投資をしない限り一生働き続けるか老後貧困かの二択になります。
5.コスト
・売買手数料:無料
・信託報酬:0.15336%以内
・実質コスト(年換算):ー
まだ実質コストは公表されていません。
また、信託報酬については楽天VTの信託報酬が0.2196%程度ですから、非常に安いです。
6.基準価格チャート
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS
より。
最近は世界経済の成長が減速しており、リセッション入りがささやかれています。
ですから最近は軟調ですね。
淡々と積み立てておくと後で大きな資産を築くことができます。
こちらはS&P500の長期チャート(20年程度)。
長い目で見れば、右肩上がりです。
世界経済は成長し続けるからですね。
ただし、長期では右肩上がりですが、短期では元本割れするので、狼狽売りだけは禁物です。
7.分配利回り
今のところ、分配金はありません。
あっても自動で再投資されるシステムがあるので、資産を増やす意味では非常にいいです。
課税されないのは非常に強いです。
8.構成比率トップ10ヶ国
米国だけで半分以上。
米国の影響をもろ受けるということですね。
米国投資ブロガーが全世界株式系を買わない理由の一つがこの比率にあります。
9.セクター比率
金融トップです。
金融危機に少し弱めかもしれません。
10.組み入れ銘柄トップ10
有名企業ばかりですね。
しかもアメリカばかりです。
組み入れ銘柄数は2,762です。
11.まとめ
全世界分散投資をしたい人には低コストですので、「おすすめ」の商品です。
ただし、気がかりなのは米国が半分入っていることです。
分散効果があまり高くないのでは?と感じてしまいます。
また、最近は米国と他の市場の相関も高まっているようなので、上手い分散効果が得られるか微妙です。
いい意味でも悪い意味でも世界の平均を取りに行く商品です。
世界経済は成長を続けていますから、投資しておけば資産が増えていく可能性が高い商品です。
最大化したい人は米国集中投資の方がいいと思いますが、着実に増えていけばよく、リスクを少しでも下げたい人は全世界分散投資にするのがいいでしょう。
がんばっていきましょう。
経済的自由太郎が投資を始めた2017年には「emaxis Slim」シリーズのような商品はなかったので、現在は非常に恵まれている環境です。
始めるならなるべく早くがいいです。
米国ETFの購入、投資信託の購入に経済的自由太郎はSBI証券を使っています。
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