米国ETFの「VOO」と東証で購入できる「1557」ではどちらが良いか? 検討してみました。
最新版はこちらになります。
【最新】本家VOOと1557のどっちがいいかを積立結果比較 - 節約×米国株投資=セミリタイア
以下は古い情報です。
2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。
S&P500指数に連動したETFを購入するのに大きく分けて2種類の方法があります。
①米国ETFを購入する(VOO、IVV、SPY)
②東京証券取引所の上場している米国ETFを購入する(1557)
「どちらの方がトクするのか?」
「どちらを買うべきなのか?」
悩んでいるあなたに今回はVOOと1557のコスト面での比較を行いました。
ちなみにVOO、IVV、SPYに対する比較はこちらを参照ください。
www.financial-independence001.com
1.経済的自由太郎の結論
コストパフォーマンスを考えると「1557」が良い。
(1557買付とVOO買付にかかる時間差が30分以上の場合)
20年で11万円程度の差でも大きいと感じるなら、VOOを購入すべき。
2.計算結果
2-1.比較のための前提条件
◆米国ETF「VOO」
・月10万円をドル転し、購入する。
・ドル買い側のドル転は住信SBIネット銀行での外貨積立を想定して、
1ドルあたり0.02円→18円かかるものとする。
・購入は最初の5年がNISA口座で買い付けるため、買付手数料0。それ以降は、5.4ドル=594円かかるものとする。
・経費率は0.03%で計算。
・トータルリターンを年率6.8%とし、キャピタルゲイン分は年率4.9%、分配金再投資分を1.9%とする。
・NISA口座の時は分配金1.9%に対し10%課税、一般口座時には分配金1.9%に対し25%の課税がかかる。
→NISA買付時は年率6.58%、一般口座時には年率6.295%のリターンとして計算。
◆「1557」
・月10万円をそのまま購入に当てられる。
→カブドットコム証券だとノーロードで購入可能。
・経費率は0.094%で計算。
・トータルリターンを年率6.8%とし、キャピタルゲイン分は年率4.9%、分配金再投資分を1.9%とする。
・NISA口座の時は分配金1.9%に対し10%課税、一般口座時には分配金1.9%に対し25%の課税がかかる。
→NISA買付時は年率6.516%、一般口座では年率6.231%のリターンとして計算。
◆共通
・どちらも最後に課税されて現金化を想定する。
・積立期間を20年間とする。
・1ドル=110円とする。
2-2.結果
最終的には、「VOO」が¥42,580,159、「1557」が¥42,472187となり、
税金支払い後は約11万円分VOOの資産額が多いです。
全期間でVOOの方が1557よりも資産額が大きいです。
特に資産額が大きくなってくると、経費率の方が効いてくるということですね。
ただ、20年でこの程度の差だとかなり微妙ですね。年5,500円、月458円得します。
VOOと1557の買付時間差が30分以上かかるようならVOOはやめた方がいいでしょう。
3.まとめ
・コストパフォーマンス的には「1557」の購入の方が良い。
(1557買付とVOO買付に30分以上の差がある場合)
・少しでも資産額を増やしたい人は「VOO」購入。
ただし、下記の場合はこの限りではありませんので、そちらを重視する場合は別途検討ください。
・ドルを保有していたい。
・「1557」は出来高が少なくて心配。
・米国ETFが好き。
・米国ETFの買付時間が夜中なのが気に入らない。
経済的自由太郎は、どちらかというと出来高が少なくて心配なので、買うならVOOかなと思います。
ちなみに「1557」の紹介は下記を参照してください。
www.financial-independence001.com
がんばっていきましょう。
「VOO」や「1557」を購入するなら、SBI証券がおすすめです。
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