SPYDは米国高配当ETF|株価や配当金や積立結果などの紹介
経済的自由太郎です。
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすに載っている市場平均に勝つ方法の一つとして、
高配当戦略を紹介しました。
銘柄分析などを行わないといけないので、個別株で実践するのは大変だと思います。
そこで今回はかなり最近にSBI証券で購入する事になったSPYDに着目したいと思います。
- 1.SPYDのベンチマーク・設定日・ファンド純資産額・経費率
- 2.SPYDの積立シミュレーション
- 3.SPYDの株価チャート
- 4.SPYDの配当金推移
- 5.分配利回り
- 6.SPYDの年率平均リターンとリスクとベータ値
- 7.構成比率トップ10と銘柄数
- 8.セクター比率
- 9.まとめ
SPYDはSPDR(スパイダー)という運用会社の商品です。SPYと同じ会社ですね。
正式名称は「SPDR® ポートフォリオ S&P 500® 高配当株式 ETF 」です。
1.SPYDのベンチマーク・設定日・ファンド純資産額・経費率
・ベンチマーク:S&P 500® 高配当指数
→S&P 500® 指数の採用銘柄のうち高配当利回り上位80銘柄 のパフォーマンスを計測することを目標とする指数の事で、シーゲル教授が研究していた事にかなり近いベンチマークなんです。
※ベンチマークとは目指す指標のことです
・設定日:2015年10月21日
結構最近に設定されたもので、SBI証券などでの取り扱いはここ一年以内だと思います。
経済的自由太郎が投資を始めた2017年には購入できなかった商品です。
・ファンド純資産額:20.3億米ドル 2019/11/8 現在
設定日が短いので、まだまだ発展途上なETFです。
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
・経費率:0.07%
激安です。資産額の大きいSPYより安いって何故なんでしょうか?
2.SPYDの積立シミュレーション
初期に持っていた金額が1ドルで、2016年1月から2019年4月まで
(1ドル110円として、)毎月455ドル=約5万円積み立てた時、
資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。
SPYDで投資した場合、21,463ドル=約236万円まで増えます。
VOOで投資した場合、22,735ドル=約250万円まで増えます。
ただ単に現金を積み立てていた場合は、約200万円です。
S&P500指数に連動したVOOに最終リターンでは劣後していますね。
まだ若いETFなので、これからデータを取っていきたいところです。
3.SPYDの株価チャート
短期間ではありますが、過去の株価です。
結構右肩上がりで頼もしいです。
これからくるリセッション時にどれだけ下落を抑えられるか?に注目していくべきでしょう。
4.SPYDの配当金推移
こちらも短い期間ではありますが、配当金の推移です。
まだ短いので、傾向はわかりませんが、右肩上がりを期待したいところです。
後述の通りセクターに不動産が多いので、配当は比較的安定している可能性が高いです。
5.分配利回り
4.17%
今株価が堅調なため、分配利回りが低くなってきています。
高配当でVYMやHDVより高いですね。値上がりも多少期待できるので、配当金生活に結構いいETFかもしれません。
参考記事|高配当戦略を実現できるETF(1)HDV - 節約×米国株投資=セミリタイア
参考記事|高配当戦略を実現できる?ETF(2)VYM - 節約×米国株投資=セミリタイア
6.SPYDの年率平均リターンとリスクとベータ値
リスクは標準偏差のこと、ベータ値とは市場平均との相関係数のことです。
ベータ値=1が市場と全く同じ値動き、0が全く相関がない、-側が逆相関です。
SPYDはリスクが多少低いですが、ベータ値的には比較的相関がないように見えます。
HDVとVYMの中間くらいですね。
7.構成比率トップ10と銘柄数
VYMと全くかぶっていません。米国株ブロガーみんな大好きタバコ株が入っています。
銘柄数は80です。
8.セクター比率
不動産・一般消費財・公益事業が多いです。
景気に左右されるかどうかは今後見極めていきたいです。
9.まとめ
今度比較しますが、やっている事はシーゲル流高配当戦略と同じですが、中身の特にセクターは異なりますね。景気後退期に強いETFかもしれませんね。
今後のリターンに期待したいところです。
がんばっていきましょう。
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