新興国に丸ごと投資できるETF!VWOのチャートや配当金推移などの紹介。
経済的自由太郎です。
「成長が見込める新興国に投資したいなぁ」
「VTIは持っているから分散としてVWOを入れておきたいな」
そんな方々のために今回はVWOの紹介をしていきたいと思います。
- ベンチマーク
- ファンド純資産額
- 設定日
- 経費率
- 株価チャート
- 積立シミュレーション
- 年率平均リターンとリスクとベータ値
- 分配利回り
- 1株あたりの分配(配当)金推移
- 国別構成比率
- 構成比率トップ10と銘柄数
- セクター
- まとめ
VWOはバンガードという運用会社の商品です。VOOやVYMと同じ会社ですね。
正式名称は「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF」です。
ベンチマーク
FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス
→世界の新興諸国の大型株・中型株・小型株をカバーします。
※ベンチマークとは目指す指標のことです
ファンド純資産額
653億米ドル 2019/4/30現在
そこそこです。
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
設定日
2005年3月4日
リーマンショック前からの商品です。
経費率
0.12%
VTIやVOOより高いです。
セクターETFよりも高いです。
株価チャート
リーマンショック前の最高値をいまだに更新していません。
リーマンショック以降はだいたい$30〜50のボックス相場となっています。
また、リーマンショック時にかなり値が下がっています。
最近の市場は分散効果が薄くなってきていると言われる要因ですね。
積立シミュレーション
初期に持っていた金額が1ドルで、2006年1月から2019年4月まで
(1ドル110円として、)毎月455ドル=約5万円積み立てた時、
資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。
VWOで投資した場合、96,234ドル=約1,059万円まで増えます。
IVVで投資した場合、164,256ドル=約1,807万円まで増えます。(VOOより設定日が長いのでIVVで比較)
ただ単に現金を積み立てていた場合は、約801万円です。
最終的にはIVVとはかなりの差がついています。
分散効果も効かずリターンも悪いのが、今の新興国状況です。
年率平均リターンとリスクとベータ値
リスクは標準偏差のこと、ベータ値とは市場平均との相関係数のことです。
ベータ値=1が市場と全く同じ値動き、0が全く相関がない、-側が逆相関です。
リターンもリスクもIVVに劣後しています。
投資している人にとっては目を塞ぎたくなる事実です。
経済的自由太郎も多少投資をしていて、含み損を抱えています。
分配利回り
2.65%
比較的高いです。
ちなみに四半期ごとの分配で、3、6、9、12月に配当が入ります。
1株あたりの分配(配当)金推移
配当金の支払いは2009年からです。
トレンド線をひくと右肩上がりに見えますが、実際は2012年からほとんど横ばいが事実です。
国別構成比率
中国・台湾・インドで6割近くです。
中国・インドは確実に伸びる国ですから、今の割安なうちに仕込んでおくのもありかもしれません。
ただし、メインにはせずにです。
構成比率トップ10と銘柄数
チョコチョコ聞いたことがある銘柄がありますね。
銘柄数は4635です。かなり多いですね。
セクター
リーマンショック時に大幅に落ち込んだ理由は金融セクターが多いためですね。
ということは金融危機のようなリセッションに脆弱なETFと言えます。
まとめ
新興国の成長を見込むなら、割安で人気のない今購入しておくのがいいでしょう。
ただし、ポートフォリオのメインにすえると危険なので、サブ的な扱いにしましょう。
がんばっていきましょう。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資 / バフェット太郎 | ||||
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