ドル転なしで購入できるsp500連動ETF。「1557」の株価チャートや配当(分配金)の紹介。
2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。
「ドル転に抵抗があるからドル転なしで購入できるsp500連動ETFはないかな?」
「1557の株価チャートが知りたい」
「1557の配当金(分配金)が知りたい」
そんなあなたのために今回は東京証券取引所に上場している「1557」を紹介していきたいと思います。
- 1.ベンチマーク
- 2.ファンド純資産額
- 3.設定日
- 4.経費率
- 5.株価チャート
- 6.積立シミュレーション
- 7.年率平均リターンとリスクとベータ値
- 8.分配利回り
- 9.1株あたりの分配(配当)金推移
- 10.構成比率トップ10と銘柄数
- 11.セクター構成
- 12.まとめ
「1557」はステート・ストリートという運用会社の商品です。
1.ベンチマーク
S&P500指数
→米国でメジャーな指数です。
日本ではNYダウの方が有名ですね。
今度何故なのか調べてみたいと思います。
※ベンチマークとは目指す指標のことです
2.ファンド純資産額
28兆円 2019/5/23現在
世界で一番売れているSPYなので、資産額は非常に多いです。
1557単品ではないので、ご注意を。
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
3.設定日
1998年12月16日(SPY)
東証に上場したのは、2011年3月24日です。
4.経費率
0.0945%
SPYと同じでVOOやIVVよりは高いですね。
5.株価チャート
SBI証券より。
ほとんど綺麗に右肩上がりですね。
2015から2017は円高もあったので、このようなチャートになっていると推測します。
6.積立シミュレーション
初期に持っていた金額が1ドルで、1994年1月から2019年3月まで(1ドル110円として、)
毎月455ドル=約5万円積み立てた時、資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。
SPYで投資した場合、464,601ドル=約5,111万円まで増えます。ただ単に現金を積み立てていた場合は、約1,517万円です。
約25年で約3.4倍も差がついてしまいます。
これが投資をしてきた人としてこなかった人の差になってしまいます。
sp500系の投資だったら、長期的に見れば右肩上がりの可能性が高いので、言い訳せずにさっさと始めてしまった方がいいと思います。
7.年率平均リターンとリスクとベータ値
リスクは標準偏差のこと、ベータ値とは市場平均との相関係数のことです。
ベータ値=1が株式市場と全く同じ値動き、0が全く相関がない、-側が逆相関です。
ここもSPYの場合を載せます。
年率平均9.29%と非常に高いリターンですね。
8.分配利回り
1.86%(SPY)
高くはないです。
ちなみに年4回(3、6、9、12月)の配当です。
9.1株あたりの分配(配当)金推移
SBI証券に載っていたSPYデータに為替レート$1=¥110を使って計算した結果です。
4年分しかありませんが、右肩上がりですね。
sp500の強さがみられますね。
10.構成比率トップ10と銘柄数
有名な企業ばかりですね。
そういえば、上のように時価総額トップ10でポートフォリオを組んだら、sp500と同等になるのでしょうか?
今度比較してみましょう。
11.セクター構成
今は情報技術関連企業が非常に強いので、比率も高くなっています。
ついではヘルスケア。
ヘルスケアセクターも今後が見込まれる有望なセクターですね。
12.まとめ
1557の唯一の弱点は出来高にあります。
例えば、5/27の売買代金は1800万円程度です。
要は現金が欲しくなった時に、売る相手がおらず、なかなか現金化できないという状況に陥る可能性があるということです。
実際には、買うときも売るときも少しずつ変えていくでしょうから、そこまで気にならないかもしれません。
ただ、頭には入れておいたほうが賢明です。
もう一つのデメリットは配当金に課税されてしまうことですね。
基本的には資産を増やしていく場合には、得た配当金はそのまま再投資するのがいいです。
配当金には課税されてしまうので、投資信託とは異なり再投資する額が少し下がり、リターンが少なくなります。
ただし、デメリットばかりではなく、タイトルにも書きましたが、ドル転をしなくて良いのが最大のメリットですね。
もう一つはカブドットコム証券で購入すると買付手数料が発生しない(ノーロード)で購入ができるという素晴らしいメリットが存在します。
通常であれば、5ドルから20ドル(課税前)取られるのが「ゼロ」なので、少額積立にぴったりです。
もちろん投資信託であれば、ノーロードがありますが、0.0945%という経費率では購入できません。
人によって置かれている環境が異なりますので、特に初心者におすすめできるETFと言えるのではないでしょうか?
がんばっていきましょう。
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