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VIGの株価やチャートなどの紹介|高配当でない連続増配ETF

2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。

 

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすに載っている市場平均に勝つ方法の一つとして、高配当戦略があります。

 

銘柄分析などを行わないといけないので、個別株で実践するのは大変だと思います。

HDV・VYM・SPYDと比較されるVIGについて取り上げたいと思います。

VIGはバンガードという運用会社の商品です。VOOやVYMと同じ会社ですね。

正式名称は「バンガード・米国増配株式ETF」です。

関連記事|高配当戦略を実現できるETF(1)HDV

関連記事|高配当戦略を実現できる?ETF(2)VYM

関連記事|SPYDは米国高配当ETF|株価や配当金や積立結果などの紹介

 

VIGの株価やチャートなどの紹介のアイキャッチ画像

 

 

1.VIGのベンチマーク・ファンド純資産額・設定日・経費率

・ベンチマーク:NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス

→10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されるベンチマークです。

 高配当と比較されますが、少し異なります。

※ベンチマークとは目指す指標のことです

・ファンド純資産額:478.8億米ドル    2019/9/30現在

VYMより少し人気です。

※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている

・設定日:2006年4月21日

→リーマンショック前からある商品です。

・経費率:0.06%

→激安です。例えば、1,000万円をVIGに投資したとしても年間で6,000円しか払わなくていいのです。

決算書を見たりなどしなくても連続増配の銘柄を選んで、バランスよく組み込んでくれるのを年6,000円でやってくれるのであれば、かなり安いと思います。

 

2.VIGの株価チャート

下にVIGの設定来からの株価チャートを示します。

 

リーマンショック以外ではほぼ右肩上がりという素晴らしいETFです。

 

3.VIGの積立シミュレーション

初期に持っていた金額が1ドルで、2007年1月から2019年4月まで

(1ドル110円として、)毎月455ドル=約5万円積み立てた時、

資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。

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VIGで投資した場合、141,576ドル=約1,557万円まで増えます。

IVVで投資した場合、22,735ドル=約1,632万円まで増えます。(VOOより設定日が長いのでIVVで比較)

ただ単に現金を積み立てていた場合は、約741万円です。

S&P500指数に連動したIVVに最終リターンでは劣後していますね。

関連記事|S&P500に連動したETF「IVV」の紹介|株価やチャートなど

 

4.VIGの年率平均リターンとリスクとベータ値

リスクは標準偏差のこと、ベータ値とは市場平均との相関係数のことです。

ベータ値=1が市場と全く同じ値動き、0が全く相関がない、-側が逆相関です。

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実はETF自体の利回りやリスクは勝っているのです。

リスクも低くリターンも高いというまさに市場平均に勝つ方法の一つでしょう。

でも重要な結果が積立投資の場合は、その限りではないのですね。

経済的自由太郎もこの結果には驚いています。

要はIVVの方がドローダウンが大きく底値で購入できており、リーマンショック後からのリターンが凄まじいのでしょう。

逆に言えば年率平均リターンだけでは最終リターンがどうなるかを予測するのは少し難しいのかもしれません。

ただし、言える事はVIGは市場平均に勝てる数少ないETFだという事です。

 

5.VIGの分配利回り

1.90%

VOOやVTIなどとほぼ変わらずです。

高配当とは異なり、これから少しずつもらえる分配金が増えていくのですね。

ただし、株価が上がるので、利回りはそこまで増えないのかもしれません。

関連記事|sp500連動米国ETF|VOOの株価チャートや配当の解説

関連記事|米国市場全体連動ETF|VTIの株価チャートや配当の解説

 

6.VIGの構成比率トップ10と銘柄数

VYMやHDVとは少し違った銘柄が入っていますね。

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銘柄数は185です。

 

7.VIGのセクター比率

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資本財と消費サービスで約半分です。次点にヘルスケアです。

意外なのは生活必需品が入っていない事です。

ただ単に誤植かもしれませんが。

VTIやVOOと異なったセクターに投資できるので、ポートフォリオの一部に組み込むと安定した値上がりが期待できそうです。

 

8.VIGのまとめ

高配当とは異なるのですが、市場平均に勝てる可能性があるETFです。

バフェット太郎さんが好きな連続増配株のETF版とも言えるでしょう。

結構ディフェンシブです。

ただし、10年以上なので、配当貴族や配当王だけではない事を頭に入れておきましょう。

配当貴族=連続増配25年以上

配当王=連続増配50年以上

 

がんばっていきましょう。

 

バカでも稼げる「米国株」高配当投資 / バフェット太郎
by カエレバ

 

 

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