セクター戦略が実現できるETF ①VHT ヘルスケア投資できる!
経済的自由太郎です。
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすに載っている市場平均に勝つ方法の一つとして、セクター戦略があります。
銘柄分析などを行わないといけないので、個別株で実践するのは大変だと思います。
そこで今回はヘルスケアセクターに丸ごと投資できるVHTを紹介したいと思います。
VHTはバンガードという運用会社の商品です。VOOと同じ会社ですね。
正式名称は「バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF」です。
ベンチマーク
MSCI USインベスタブル・マーケット・ヘルスケア25/50インデックス
→米国のヘルスケア・セクターの大型株、中型株、小型株に投資するインデックスです。
※ベンチマークとは目指す指標のことです
ファンド純資産額
93.4億米ドル 2019/3/31 現在
※値が大きければ、大きいほど投資家から購入されている
設定日
2004年1月26日
リーマンショック前からある商品です。
経費率
0.10%
今まで見てきた中では高めですね。日本の投資信託に比べれば激安です。
積立シミュレーション
初期に持っていた金額が1ドルで、2005年1月から2019年4月まで
(1ドル110円として、)毎月455ドル=約5万円積み立てた時、
資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。
VHTで投資した場合、203,585ドル=約2,239万円まで増えます。
IVVで投資した場合、181,907ドル=約2,001万円まで増えます。(VOOより設定日が長いのでIVVで比較)
ただ単に現金を積み立てていた場合は、約861万円です。
なんとS&P500指数に連動したIVVに勝っています。
最近10年の市場平均・GAFAの好調以上に強いETFです。
バックテストでS&P500連動に勝っている結果はVTI以来ですね。
年率平均リターンとリスクとベータ値
リスクは標準偏差のこと、ベータ値とは市場平均との相関係数のことです。
ベータ値=1が市場と全く同じ値動き、0が全く相関がない、-側が逆相関です。
利回りが高く、リスクも多少ですが少ないです。
相関も少し低いですし、比較的ディフェンシブです。
ちなみにリーマンショック時の下落幅はVHT=-35.10%、IVV=-50.78%です。
これを持ってディフェンシブと言っています。
分配利回り
1.76%
VOOなどより多少低めです。
税金面では多少有利になりますかね。
構成比率トップ10と銘柄数
銘柄数は357です。
ヘルスケアセクター内のグループ内訳
まとめ
このETFは本当におすすめです。ヘルスケアセクター自体、今後の高齢化社会で成長する分野ですので、今後も伸びるでしょう。
ただし、もちろん100%ヘルスケアにすると予想が外れた時や市場平均に劣後する期間にホールドできなかったりするので、
ポートフォリオの一部に入れるのが賢明です。
がんばっていきましょう。
株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド/ジェレミー・シーゲル/石川由美子 | ||||
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