S&P500に連動したETF「IVV」の紹介|株価やチャートなど
経済的自由太郎です。
S&P500指数に連動した米国ETFであるIVVについて説明します。
IVVはブラックロックという運用会社の商品です。
1.ベンチマーク・ファンド純資産額・設定日・経費率
・ベンチマーク:米国の大型株で構成される指数(S&P500)に連動したパフォーマンス
S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所・NYSE American・NASDAQに上場している代表的な500社の株価を時価総額に応じて加重平均した株価指数の事で、「sp500」の利回りを長期に渡って超えるアクティブファンドは中々ないほど優れている指数です。
・ファンド純資産額:1911億米ドル 2019/10/29 現在
値が大きければ、大きいほど投資家から購入されているということです。
非常に大きい値です。
・設定日:2000年5月25日
ITバブル崩壊付近で設定されたものです。
リーマンショックを経ているので、様々なリターンと比較する時によく重宝します。
(似たETFであるVOOはリーマンショック後の設定のため)
・経費率:0.04%/年
激安です。バンガードが最近0.03%に下げたので、負けていますが十分すぎるほど低コストです。
2.IVVの株価チャート
長期的には右肩上がりと非常に頼もしい株価チャートです。
3.積立シミュレーション
初期に持っていた金額が1ドルで、2001年1月から2019年3月まで(1ドル110円として、)毎月455ドル=約5万円積み立てた時、
資産額がどうなるかのバックテスト結果が下図です。
IVVで投資した場合、255,719ドル=約2,813万円まで増えます。ただ単に現金を積み立てていた場合は、約1,096万円です。
約18年で約2.6倍も差がついてしまいます。
ただし、2001年2月〜4月(3ヶ月)、2001年6月〜2003年9月(2年4ヶ月)、2008年10月〜2009年8月(10ヶ月)現金積立に負けます。
2年4ヶ月もの間現金積立に負けるというのはかなり厳しいです。かなりの人が市場から退場したと思います。
ちなみに2009年2月時点で現金積立に最大で148万円負けます。
経済的自由太郎は米国株の強さを信じて頑張るつもりですが、どうなる事やら(こんな気持ちではだめ)。
4.分配利回り
1.85%
高くもなくですね。
5.構成比率トップ10・セクター比率
有名な企業ばかりです。順位が多少違えどVOOやVTIとトップ10は変わりません。
セクター比率は、VOOと順位は一緒。比率は多少違いますが。
6.まとめ
VOOとの詳細比較は後日行うとして、VOOの経費率が0.01%下がった事により、
IVVよりVOOの方が現時点ではいいでしょう。
ただしブラックロックとバンガードは競合で、経費率の下げ合いをしていますから、IVVの経費率もすぐに下げてくると思われます。
IVVとVOOのどちらに投資すればいいのだろう?と悩みすぎて、時間を使いすぎるのは無駄です。
運用会社も分散しておきたいなら、他のETFで利用していない方を使うといいでしょう。
好みで決めるのもいいでしょう。
投資するタイミングで経費率の低い方を選ぶもいいでしょう。
決断して投資を始めましょう。
がんばっていきましょう。
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