投資信託のおすすめは? 初心者は米国市場全体かS&P500指数に連動した商品を中心にすべき!
経済的自由太郎です。
本日は投資信託のおすすめについてです。
投資信託を買う場合は米国市場全体かS&P500指数に連動したものが中心
これが一つの最適解です。
まず、投資信託にどういう種類があるかを説明します。
大きく分けて二種類あります。
前の記事でもお伝えした市場に連動した運用方針のもの(パッシブ運用)か市場平均を超えるリターンを目指した運用方針のもの(アクティブ運用)です。
ちなみにパッシブ運用の事はインデックスとも言います。これからはインデックスと呼んでいきます。
これは長期投資においては答えが出ていて、インデックスにするのがいいことはデータが示しています。
ウォール街のランダムウォーカーによるとアクティブがインデックスに下回る確率は次の表のようになると言っています。
ここに載せるインデックスとはS&P500指数に連動したものです。
1年でだいたい半分くらい、10年以上だと80%程度のアクティブがインデックスに負けます。
インデックスに勝てる確率が5個中1個しかないアクティブを一生懸命探すより、インデックスを選んだ方がはるかに時間を節約できるし、
勝てる確率が高いです。
もっと言ってしまうとプロですらそれですから、私たち個人投資家レベルががんばって銘柄を選んだとしてもほぼ100%の確率で
インデックスに負ける事でしょう。
ちなみにアクティブがなぜインデックスに勝てない理由は買付手数料や信託報酬という手数料が高い事につきます。
インデックスは例えばS&P500に連動する投資信託である
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で買付手数料:無料、信託報酬:0.1728%以内です。
アクティブだと有名なのは「ひふみプラス」ですが、買付手数料:無料、信託報酬:1.0584%です。
買付手数料無料は意外ですが、信託報酬差が0.8856%あります。
要するにひふみプラスはこの差を超えない限りインデックスには勝てないわけです。
あとはどの地域の投資信託にすべきかですが、基本的には米国がいいと思います。
理由の一つは下図です。
1900年から2006年までの各国の(インフレ調整後の)株式リターンをまとめたものです。
・米国は4位にランクインしており、全世界の平均より高いです。
米国より高い国はスウェーデン、オーストラリア、南アフリカとあるのですが、
投資信託がなかったり、リターンがひっくり返るほどの手数料の高さだったりと散々です。
・米国は、日本のように人口が減少するのはまだまだ先の話なので、人口ボーナス=経済成長が見込めます。
以上から米国の優位は20年以上は続くことが見込まれるので、米国を中心としたもしくは米国100%のポートフォリオにするのがいいと思います。
では実際にはどれを買うのが良いか?
現時点での候補は二つです。
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
この二つのどちらかにしておけば、間違い無いでしょう。
現時点で業界最安の信託報酬です。Slimは0.1728%、楽天は0.1696%
小型株も入れておきたければ楽天、大型株だけにしたければSlimです。
直近では小型株を入れた方が若干成績がいいようですが、誤差です。
ホントに好みの問題なんです。2年前ネットで検索してどちらがいいかを何回も調べましたが、どちらもいいと書いてあり愕然としました。
(実際に調べたのはVOOとVTIでしたが)
皆さんもそういう検索をしたかもしれませんが、どこもそう書いてあったでしょう?
どうしてもと言われれば、成績が微々たるものなので、
信託報酬を下げたタイミングで、低い方を選んで積み立てていくのが最適解かなと自分は考えています。
どちらもつみたてNISAに対応しているので、金融庁も認めた投資信託になります。
まとめ
投資信託のおすすめは以下の2つを中心にすればよし!
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
がんばっていきましょう。
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