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【2021年版】本家VTIと楽天VTIを比較【どっちがいい?】

2017年から投資をしている30代の経済的自由太郎です。

 

銘柄分析や株価チェックなどをする時間がない子育て世帯には、非常にメリットの大きい投資がインデックス投資です。

インデックス投資の中の一つで、米国市場全体に投資する方法として、米国ETFのVTI(以下、本家VTI)と本家VTIを投資信託化した楽天VTIがあるのは知っていると思います。

 

しかし、実際どっちがいいのか悩んだり、迷ったりしていませんか?

 

本家VTIは経費率が低いけど、円→ドルへの変換に手数料がかかります。

さらに、分配金に課税されますし、分配金の再投資を自分で行う必要があるので、手間がかかります。
楽天VTIは円で決済できるし、分配金の再投資を自動で行ってくれますが、信託報酬(経費率)が少々高いです。

 

経済的自由太郎も正直迷いましたが、調査とシミュレーションを行い、どちらがいいかを今なら自信を持っていうことができるようになりました。

 

あなたもこの記事を読むことで、本家VTIと楽天VTIのどちらに投資すべきか決められ、手軽に効率的に資産を増やせますよ。

 

ちなみに、それぞれについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

【2021年版】本家VTIと楽天VTIを比較【どっちがいい?】のアイキャッチ
 

 

1.本家VTIと楽天VTIのどっちがいいか?⇒楽天VTIがオススメ!

本家VTIと楽天VTIの比較結果(月5万積立・NISAあり)

本家VTIと楽天VTIの比較結果(月5万積立・NISAなし)

本家VTIと楽天VTIの比較結果(月10万積立・NISAあり)

本家VTIと楽天VTIの比較結果(月10万積立・NISAなし)

最初に結論としては、「楽天VTI」を選択すべきと言えます。

これは「NISAを利用しない」 × 「高収入(800万以上)」 × 「積立額が多い」 × 「分配利回りが低い」場合以外に共通していて、最終的な資産額が「楽天VTI」を選択したほうが多くなります。

外貨の買付やドル買付の手間なく、資産額が多くなるのですから、決まりでしょう。

中でも「つみたてNISA」×「楽天証券」×「楽天カード積立」が自動で資産が積み上がっていくので、非常におすすめです。

楽天カードにはこれ以外にも魅力がたくさんあります。

楽天カードの魅力についてまとめましたので、ぜひご覧ください。

シミュレーションで使った比較データについては、下の表をご覧ください。

本家VTIと楽天VTIの比較条件表(月5万積立)

なお、月10万円積み立てた場合は、積立額が変わるのみです。

 

2.なぜ楽天VTIの方がいいのか?

本家VTIの方が経費率(信託報酬)が少ないのに、楽天VTIの方が資産額が大きくなりやすいのは、下記理由です。

楽天VTIが本家VTIよりよくなるポイント
  1. クレジットポイントの上乗せ
  2. 分配金への国内課税有無
  3. つみたてNISA利用可否
  4. 為替手数料
  5. 売却手数料

それぞれについて説明していきます。

 

2-1.クレジットポイントの上乗せ

まず1つ目にクレジットポイントで500ポイントを積立できるのが、理由の一つです。

楽天証券の場合、楽天カードでの積立が可能で、さらに楽天ポイントがつきます。

上限は50,000円分なので、500ポイントまでですが、この500円がかなり大きいです。

20年間で20万くらい差が出ます!

50,000万未満でも1%のポイントがつくので、少額投資の人もぜひ設定しましょう。

ただし、入ってきたポイントをきちんと投資に回すことが条件です。

楽天カードには投資信託の積立以外にも魅力がいっぱいあります。

クレカでリッチになりましょう。

 

2-2.分配金への国内課税有無

本家VTIと楽天VTIの比較結果(課税を含めた実質リターン)

上の図に本家VTIと楽天VTIの実質リターンを示しています。

本家VTIと楽天VTIで分配金に課税される率が異なり、経費率以上に差がつきます。

本家VTIの場合の国内課税

米国で課税→日本で課税となり、二重に税金がとられます。

分配金は支払われた額の72%となり、これを再投資する事になります。

ただし、二重に取られるのもやるせないので、外国税額控除というものがあります。

返ってくる額はその他で払っている税金、つまり年収によります。

最大で返ってくると約82%まで取り返せます。

最大で返ってくるラインは、分配金の額によりますが、年収800万円以上となります。

外国税額控除について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

次に楽天VTIの場合です。

楽天VTIの場合

米国で課税→自動で再投資となり、米国での課税のみとなります。

この場合、分配金は90%になり、これを再投資する事になります。

これらをまとめると、分配利回りは低いほど、年収は高いほど本家VTI有利になります。

 

2-3.つみたてNISA利用可否

NISA利用で100万円以上の差があるのはつみたてNISAを利用できるかどうかが大きな要因です。

つみたてNISAは少額ではありますが、20年間非課税というのは非常に大きく、経費率は余裕でひっくり返ります。

楽天VTIは投資信託で対象ですが、本家VTIは対象外です。

話は逸れますが、老後資金など、長期で積立をしたいものはつみたてNISAを利用しましょう。

税制メリットを生かすには株式100%にした方がいいです。

 

2-4.為替手数料

本家VTIと楽天VTIの比較結果(為替手数料による積立入金額・月5万円)

本家VTIと楽天VTIの比較結果(為替手数料による積立入金額・月10万円)

上の図は為替手数料の有無によって入金額が異なるのを計算した結果です。

今回のシミュレーションでは、住信SBIネット銀行の外貨積立を利用した場合の最低手数料で計算しました。

1ドル0.25円と0.02円では、結構入金額に差が出てきますね。

話は少しそれますが、手数料の観点から、米国ETFをメインにする場合はSBI証券、投資信託をメインにする場合は楽天証券にした方が良さそうです。

 

2-5.売却手数料

最後に売却手数料の有無でも、差が出ます。

楽天VTIでは売却手数料がかからず、本家VTIでは0.495%(税込)、最大22ドルがかかります。

1ドル110円の場合は最大で2,420円の差が出ます。

2000万円〜の資産額になっているので、微々たるものです。

ただし、少しずつ現金化しようとしている場合は、何回もかかるので、注意が必要です。
 

3.本家VTIと楽天VTIのどっちがいいかのまとめ

再度結論をお話しすると、本家VTIと楽天VTIでは、楽天VTIの方がオススメです。

理由の5点を簡単にまとめておきます。

楽天VTIが本家VTIよりよくなる理由
  1. 本家VTIはクレジットカード買付ができず、楽天VTIはできるため、楽天VTIの方がポイント分多く買付できます。
  2. 本家VTIは分配金に対して、国内でも課税されるが、楽天VTIは国内課税なしで再投資されます。
  3. 本家VTIはつみたてNISAを利用できないが、楽天VTIは利用できるため、単純に税制メリットが大きいです。
  4. 本家VTIは為替手数料がかかるが、楽天VTIではかからず、楽天VTIの方が入金額が多くなります。
  5. 本家VTIは売却手数料がかかるが、楽天VTIではかからない。ただし、差は微々たるものです。

楽天VTIは自動買付・再投資できるので、ほったらかしでOK!なのも大きなメリットの1つです。

ワークライフバランスが重要視される現代は、無駄なことを省かないと時間が足りません。

株式投資は、あくまでも豊かになるための手段にすぎないと思っています。(もちろん、趣味でやるのも構いません)

ですから、趣味で行う人以外は効率よく資産を増やせる方法を模索していくのが重要です。

経済的自由太郎が投資を始めた2017年には楽天VTIのように手数料が低い投資信託がなかったですし、知識もありませんでした。

さらに、今は無料で十分な情報が手に入るようになりました。

投資を通じて、みなさんが理想とするような生活ができるようになるといいですね。

 

 

経済的自由太郎も子育て世代のため、自分の時間がほとんどありませんでした。

そこでこの本に出会い、考え方が変わり、時間を捻出できるようになりました。

時間がなくて悩んでいる方がいらっしゃいましたら、レビューを書いていますので、こちらをご覧ください。

 

 

 

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