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インフレとデフレの違いをわかりやすく解説

2017年から投資している30代の経済的自由太郎です。

いきなりですが、貯金をしているほとんどの人がほとんどの資産を普通預金や定期預金だけで保管していると思います。

理由はなっといっても「元本保証」でしょう。

でも、元本保証だからと言って、「お金の価値が下がらない」とは限らないのです。

そこで、今回はインフレとデフレについてお話ししたいと思います。

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1.インフレとは?

インフレとはインフレーションの略です。

インフレの意味

・モノの値段(物価)が上がっていく状況のこと

・お金視点で見るとお金の価値が下がっていく状況 

「お金視点で見ると」の解説をします。

本日100円でおにぎりが売っていたとして、このおにぎりが1年後に120円になると物価が上がっている状態ですね。

これがインフレが起こっている状態です。

「100円」で売っていたものが「120円」出さないと買えない状況なので、「100円」の価値が下がったとも言い換えられるわけです。

理想としてはマイルドなインフレが経済成長にはいいとされています。

 

その理由は物価が上がるということは物を売っている側の業績が上がることが大きいでしょう。

経済が活性化し、需要が供給を上回るのが経済成長に良いインフレです。

通常であれば下記のようになるはずです。

物価が上がる→企業の業績が上がる→株価や賃金が上がる→消費が活発になる→物価が上がる→・・・

企業の業績が上がって賃金が上がるのがポイントですね。

実際には賃金が上がるのは物価上昇に比べて遅れるため実質賃金が下がる傾向にあるとのこと。

今の日本がこの状態だったらいいのですが・・・

日本でも少しずつインフレ気味になってきています(スタグフレーションかもしれないが)が、生活が苦しくなってきていますよね?

原材料高騰などで物価が上がっている状態です。

これはあまりよくないインフレです。

さらに企業が来たる不況への備えとして内部留保しているという話を聞きますので、株価も賃金も上がらず、物価だけが上昇している状況です。

そりゃ生活が苦しくなるわけですね。

衝撃的だったのはトヨタですね。

あれだけ好業績だったのにも関わらず、危機感を持たせるためにボーナスを減らすって・・・

労働者階級にいると中々こういう経済的な恩恵を得られないし、経営者に時間・体力・精神を削られていきますね。

早く労働者階級から脱出したいものです。

2.デフレとは?

次はデフレについてです。

デフレはデフレーションの略です。

デフレの意味

・モノの値段(物価)が下がっていく状況のこと

・お金視点で見るとお金の価値が上がっていく状況

本日100円でおにぎりが売っていたとします。

これが1年後に80円になると物価が下がると、デフレが起こっている状態です。

「100円」で売っていたものが「80円」でも買える状況なので、「100円」の価値が上がったとも言い換えられるわけです。

基本的にはデフレは不況時に起きると言われています。

物価が下がる→企業業績が下がる→株価や賃金が下がる→消費が抑えられる→物価が下がる→・・・

このような状況をデフレスパイラルと言います。

アベノミクスが始まる前まではこのデフレスパイラルがずっと続いていましたね。

私が小・中学生の頃ってマックのハンバーガーが60円だったりしたわけです。

今考えたら凄まじいデフレだったということですね。

アベノミクスが始まってデフレは脱却したかなと思います。

あとは賃金が上がるのを待つだけです。

人手も足りていませんから、普通の感覚をしていたら、賃金は上がってくるはずなんですけどね・・・

 

3.あなたの貯金はインフレ時にどんどんなくなっていく

インフレはお金の価値が下がる状況だと言いました。

当然あなたの貯金もどんどん価値が下がっています。

日本のインフレ率目標は2%です。

まだ達成ができていませんが、実際に2%になったらどうなるでしょうか?

ちょっと計算してみます。

・1年で2%のインフレ→2%資産額が下がるモノとする

・貯金は100万円

1年から20年のインフレ試算

インフレ試算

5年後:90万、10年後:82万、20年後:67万と元の価値の3分の2まで下がってしまいます。

インフレ状況下においては普通預金や定期預金は実質的には元本割れしているのです。

つまり損をしているのです。

 

4.まとめ

インフレは物価が上がり、お金の価値が下がる現象です。

デフレは物価が下がり、お金の価値が上がる現象です。

インフレ状況下では現金の価値は目減りしていくので、普通預金や定期預金は実質元本割れです。

ではどうするか?

インフレ状況下では株式や不動産などの投資を行うのがいいです。

これらの資産は物価に応じて価格が上昇するものだからですね。

特に株式投資はほぼ完全な不労所得を得ることができますから、今すぐにでも始めた方がいいと思います。

 

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今後はインフレ調整込で資産を築く必要があります。

金融庁の発表したデータから私たちの世代は2,000万円以上の貯金が絶対に必要でしょう。

達成方法について整理してみました。

インフレ調整も含めての方法です。

www.financial-independence001.com

 

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